そもそもITパスポートってなに?
ITパスポートは、ITの基礎知識を確かめる国家試験です。
情報処理推進機構は、情報技術を利活用するすべての社会人と、これから社会人となる学生が備えておくべき基礎的な知識を証明できる試験と説明しています。
ITパスポートに意味があるかは、自分の仕事でITの基礎知識が使われるかで違います。それは下の問いで確かめられます。
資格を持つと評価されるかは職場によって違い、このページでは扱いません。評価は、社内の資格の決まりや、応募したい求人の応募条件で確かめられます。
ここで決めるのはITの基礎知識を学ぶかどうかで、試験を受けるかは学び方の記事で考えられます。
出典:情報処理推進機構(IPA)「【ITパスポート試験】iパスとは」(2026年10月22日に確認)
ITの基礎知識が使われる場面
まず、このサイトが挙げる場面の例です。公式の説明ではありません。毎日使う社内の仕組みやメールで、なぜその決まりや手順なのかを確かめたい時は、ITの基礎知識を使います。
仕事で情報機器やシステムを扱う人や、担当業務に情報技術を活用しようとする人が、ITの基礎知識を使います。
次に公式の説明を見ると、職業人とこれから職業人となる人を対象に、情報機器・システムの把握と活用や、担当業務の問題の把握と解決を役割とすると説明されています。
出典:情報処理推進機構(IPA)「ITパスポート試験」(2026年10月22日に確認)
ITパスポートの試験で問われることと合格率
令和7年度の合格率は、48.6%でした。
- 試験の範囲(科目)
- ストラテジ系(経営全般)35問程度・マネジメント系(IT管理)20問程度・テクノロジ系(IT技術)45問程度
- 合格率(受験者数・合格者数)
- 令和7年度:受験者271,352人・合格者132,012人・合格率48.6%
- 合格基準
- 総合評価点600点以上であり、かつ分野別評価点もそれぞれ300点以上であること。満点は、総合評価点・分野別評価点とも1,000点
- 受験の条件(受験資格)
- 受験資格は特にない
- 受験料
- 7,500円(消費税込み)
- 試験の回と方式
- CBT方式で、全国47都道府県の試験会場で年間を通じて随時
出典:情報処理推進機構(IPA)「【ITパスポート試験】試験内容・出題範囲」「令和7年度「iパス(ITパスポート試験)」の年間応募者数等について」「【ITパスポート試験】FAQ」「【ITパスポート試験】受験要領」「【ITパスポート試験】iパスとは」(2026年10月22日に確認)
自分に当てはまるかを確かめる
自分の仕事を思い浮かべながら、次の3つの問いに「はい」か「いいえ」で答えてください。
その場面が今の仕事に無い問いは飛ばし、全部飛ばしたら「今の仕事には問いの場面が無い」へ進んでください。
- 共有フォルダで、人によって開けるファイルを分けておく理由を言えますか(理由を一言で言えたら「はい」)。
- 取引先やお客様の名前や連絡先を社外の人に渡す前に、確かめることを、理由と一緒に言えますか(確かめることと、その理由を一言で言えたら「はい」)。
- メールの添付ファイルを開く前に気をつけることを、理由と一緒に言えますか(気をつけることと、その理由を一言で言えたら「はい」)。
答えに「いいえ」がある
場面があって、理由を言えない問いがあるなら、ITの基礎知識が使われる仕事にいます。
ITの基礎知識の学び方の記事では、独学で始めるか講座を使うかと、何から始めるかを決められます。 → ITの基礎知識の学び方
今の仕事には問いの場面が無い
全部の問いを飛ばしたなら、問いの場面は今の仕事に無いことになります。
それでも情報処理推進機構は、情報機器・システムの把握と活用や、新しい技術・手法の活用の推進といった仕事を、ITの基礎知識を使う仕事として説明しています。
そうした仕事に関わりたいなら、学び方の記事へ。 → ITの基礎知識の学び方
まだ決めていないなら、テーマの一覧で、ほかの学びと見比べられます。 → テーマの一覧
場面のある問いがどれも「はい」
場面のある問いのどれにも理由と一緒に「はい」と答えたなら、問いで確かめた範囲では、今の仕事でITの基礎知識の考え方をもうつかんでいます。
今の仕事で困っていないなら、急いで学ばなくてもかまいません。試験で確かめたいなら、学び方の記事へ。 → ITの基礎知識の学び方