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学びとキャリアの選び方ガイド

簿記の勉強は何から始める?

仕事の数字で試せる学び方

学ぶテーマは決めた。あとはどこから手をつけるか

今の仕事に活かしたい。経費の精算や請求書の入力作業のことを、もう一歩わかるようになりたい。何から始めるかは、まだ決めていない。

たとえば交通費の精算の入力なら、なぜその勘定にするのかが分からない。同じ入力手順を繰り返しているとき、その入力手順がなぜその形なのかを、自分の言葉で言えますか。取引先との会食の代金を立て替えたとき、どの勘定で記録するかを自分で決められますか。

学び方を選ぶ前に

まずは、交通費の精算の入力で何を確かめたいかを決めます。学び方を選ぶのは、そのあとです。

この記事の学ぶテーマ

この記事では、「簿記の知識」を学ぶテーマとして取り上げます。

今回見るのは、勘定の選び方の理由を確かめる学び方までです。

学び方は、この三つ

交通費の精算の伝票で、自分の言葉での説明を先に確かめたいなら、この記事で挙げる学び方は「説明を読んで自分の言葉に整理すること」です。

経費の明細で自分で出した答えを確かめたいなら、「自分で答えを出して確かめること」です。

請求書の受け取りの記録で自分の仕事の場面との結びつきを確かめたいなら、「自分の仕事の場面に当てはめて確かめること」です。

この三つは、交通費の精算の入力で取れるやり方のすべてではありません。

三つを分けているのは、何を確かめたいか

違いは、交通費の精算の入力で何を先に確かめたいかだけです。

なぜその勘定にするのかを、手元の一件から確かめれば十分です。

自分の言葉での説明を先に確かめたいなら

わけを聞かれて答えに詰まるときに合います。

説明を読んで自分の言葉に整理することを、交通費の精算の伝票でやってみます。

  1. 手元の精算の伝票を開いて、記入した勘定の名を確かめます。
  2. その勘定にしたわけを、人に話すつもりで声に出して言います。
  3. 言えなかったところに印を付けて、社内の経理の担当者にたずねます。

わけの言葉が出てこないなら、取引の中身をひとことで書いてから、もう一度言い直してみます。

目安は、その勘定を選んだわけを自分の言葉で説明できるときです。

事務用品の支払いの伝票でも、この進め方を試せます。

自分で出した答えのほうが気になるなら

手順は分かっていて、自分で決める場面を増やしたいときに合います。

自分で答えを出して確かめることを、経費の明細でやってみます。

  1. 帳簿をまだ見ていない取引を、手元の明細から選びます。
  2. その取引の勘定を、帳簿を見ずに自分で決めて紙に書きます。
  3. 書いた勘定の横に帳簿の勘定を書き写して、食い違った取引に印を付けます。

自分の答えと帳簿の記録が食い違っているとき、どちらの勘定にしたわけも書き出して、経理の担当者に見てもらってみます。

目安は、帳簿と食い違った取引を、手元の明細の中から指し示すことができるときです。

出張の宿泊費の領収書でも、この進め方を試せます。

自分の仕事の場面との結びつきを先に確かめたいなら

自分の仕事の場面に当てはめて確かめることを、請求書の受け取りの記録でやってみます。

  1. 届いた請求書を受け取ってから記録を終えるまでの作業を、紙に書き出します。
  2. その中で、勘定を決めている作業に丸を付けます。
  3. 丸を付けた作業のそばに、迷ったことのある請求書の中身を短く書き添えます。

勘定を決めている作業が見つからないなら、前の担当者が残した入力の控えを見て、どこで勘定が入るかを探してみます。

目安は、自分の作業のどこで勘定を決めているかを指し示すことができるときです。

売上の入金の記録でも、この進め方を試せます。

独学か講座かを選ぶ前に確かめること

一人で進めるなら、手元の精算の控えでどの勘定を選んだかを見ておきます。

講座を使うなら、今の仕事で迷った入力の例を書き出しておきます。

いま決めなくていいこと

比べ方や教材は、まだ決めなくて大丈夫です。

ここまでで決まること

ここまでで決まるのは、交通費の精算の入力でどれから手をつけるかだけです。

決まったら、あとは一度やってみるところまでです。