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学びとキャリアの選び方ガイド

行政書士は意味ない? 学ぶか決める前に確かめること

試験の範囲と合格率

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そもそも行政書士ってなに?

行政書士は、官公署に出す書類や、権利義務・事実証明に関する書類を作る人です。書類の提出手続の代理、契約などの書類を代理人として作ること、書類作成の相談も業務に含まれます。

総務省は、行政書士の使命を、仕事を通じて行政の手続が円滑に進むようにし、国民の権利利益の実現に資することと説明しています。

行政書士に意味があるかは、次の仕事として行政書士の仕事を目指すか、今の仕事で行政書士の知識を使うかで違います。どちらに当てはまるかは、下の問いで確かめられます。

資格を取った後の仕事の形は人によって違い、ここでは扱いません。資格者として仕事をするまでの登録の手続は、総務省「行政書士制度」で確かめられます。

ここで決めるのは、行政書士を学ぶかどうかです。

出典:総務省「行政書士制度」(2026年10月22日に確認)

出典:行政書士試験研究センター「試験概要」(2026年10月17日に確認)

行政書士の知識が使われる場面

まず、このサイトが挙げる場面の例を1つ挙げます。社内の届出や契約書の確認で、役所へ出す届出書類を準備する時は、どの添付書類をそろえるかを確かめる、行政書士の知識を使う例です。

これは行政書士という資格者の仕事ではなく、資格を持たない人が今の仕事で知識を使う例です。

総務省の説明では、行政書士は官公署に出す書類や、権利義務・事実証明の書類を作る資格者です。

その提出手続の代理、契約などの書類を代理人として作ること、書類作成の相談を受けることも、行政書士の仕事です。

この仕事をするには、試験などで一定の資格を得た上で、各都道府県の行政書士会を経由して、日本行政書士会連合会の登録を受けることが要ります。

どこまでが資格者だけの仕事かは、総務省「行政書士制度」で確かめられます。司法書士の仕事との違いは、法務省「司法書士の業務」で確かめられます。

出典:総務省「行政書士制度」(2026年10月22日に確認)

出典:法務省「司法書士の業務」(2026年10月24日に確認)

行政書士の試験で問われることと合格率

令和7年度の合格率は、14.54%でした。

試験の範囲(科目)
「行政書士の業務に関し必要な法令等」(46題:憲法・行政法・民法・商法・基礎法学)と「行政書士の業務に関し必要な基礎知識」(14題:一般知識・行政書士法等の諸法令・情報通信・個人情報保護・文章理解)
合格率(受験者数・合格者数)
令和7年度:受験者50,163人・合格者7,292人・合格率14.54%(前年度12.90%)
受験の条件(受験資格)
制限なし(年齢、学歴、国籍等に関係なく、どなたでも)
受験料
10,400円
試験の回と方式
年1回(11月の第2日曜日、午後1時〜4時)、全国統一の筆記試験(法令等は択一式・記述式、基礎知識は択一式)
その資格でできること
業務独占あり:官公署に提出する書類その他権利義務・事実証明に関する書類の作成は、行政書士・行政書士法人でない者は、他の法律に別段の定めがある場合等を除き、業として行えない(行政書士法第19条第1項)。業務は法第1条の3・第1条の4

出典:行政書士試験研究センター「試験概要」「結果概要」「試験結果の推移」「試験結果分析資料」(2026年10月17日に確認)

出典:総務省「行政書士制度」(2026年10月22日に確認)

自分に当てはまるかを確かめる

ここからの問いは3つあり、1つ目の問いで、下の3つの枠から今の自分に近いものを選びます。2つ目・3つ目は、選んだ枠の中の確かめに使います。

  1. 次の3つのうち、今の自分に一番近いのはどれですか。
    • 資格を取って行政書士の仕事に就きたい
    • 今の仕事で行政書士の知識を使いたい
    • まだ決めていない
  2. 「資格を取って行政書士の仕事に就きたい」を選んだ人へ:11月の第2日曜日の試験日まで、毎週決まった時間を学ぶことに使えますか(毎週の時間を決められるなら「はい」)。
  3. 「今の仕事で行政書士の知識を使いたい」を選んだ人へ:今の仕事の届出の書類で、法令が求める記載と社内で決めている記載を、分けて書き出せますか(分けて書き出せたら「はい」)。

資格を取って行政書士の仕事に就きたい

1つ目の問いで資格を取って行政書士の仕事に就きたいを選んだ人は、試験などで一定の資格を得て、登録を受けることが、その仕事をするのに要ります。試験は年に一度です。

2つ目の問いで、試験日まで毎週決まった時間を学びに使えるかが「いいえ」なら、学び方の記事の「試験日が近い人、時間が取りにくい人へ」の節で確かめられます。

社内の届出で、役所へ出す届出書類を準備し、どの添付書類をそろえるかを確かめた経験があれば、それも役所に出す書類を扱った経験です。

公式の説明にある行政書士の業務も、官公署に出す書類を作ることです。

「はい」なら、学び方の記事で、独学で始めるか講座を使うかと、何から始めるかを決められます。 → 行政書士の知識の学び方

今の仕事で行政書士の知識を使いたい

3つ目の問いでは、今の仕事の届出の書類について、法令が求める記載と社内で決めている記載を書き出せるかを見ます。

書き出せないなら、学び方の記事の「1分で試す:どの種類の書類?」の節で、書類の見分け方から確かめられます。

書き出せる人は今の仕事に要る分をもうつかんでいて、困っていない人は急いで学ばなくてもよいです。今の仕事で知識を使うことは、資格者の仕事ではありません。

どこから学ぶかは、学び方の記事で分かります。 → 行政書士の知識の学び方

まだ決めていない

1つ目の問いでまだ決めていないを選んだ人は、決める前に試験の範囲の表を見て、法令の問題がどれだけあるかから、学ぶ量の見当をつけます。

何から始めるかは、学び方の記事で分かります。 → 行政書士の知識の学び方

ほかの学びとも比べたい場合は、テーマの一覧で見比べられます。 → テーマの一覧